途上国滞在記

バングラデシュ人の社交場、それは茶屋(人付き合いにはアルコールでなくお茶!)

ダッカにいるとなかなか機会がないのですが、バングラデシュの田舎で必ず人が集まる場所があります。それは「茶屋(ベンガル語でチャドカン)」。

そこで皆さん、お茶や軽食をつまみながら朝からおしゃべりを楽しみます。

バングラデシュはイスラム教をベースとした社会ですので、アルコールは流通していません。アルコールでなく、お茶、そしてそれを提供する茶屋が人と交流する「社交場」になっているんですね。

一杯のお茶(そんなに量入ってないんです。100mlくらいですか)を片手に楽しくおしゃべり。

もしくは黙々とお茶をすする人も。様々な人が思い思いに時間を過ごします。

写真:道端にあるお茶屋さん。お客さんの前で手際よくお茶を用意。※こちらコロナ前の写真です。

 

こういう社交場がコロナ禍でどう働いたのか、気になるところです。完全な密に見えますが。。。

お茶屋さんでは軽食も出す場合が多いです。お茶を飲みながら、軽食をたべつつ、おしゃべりは続きます。

写真:シンガラ(野菜メインのサモサ的な食べ物)を用意してるところ。※こちらコロナ前の写真です。

 

ふらりと茶屋に立ち寄りました。もちろん密を避けてテイクアウト。

写真:近くの茶屋でお茶をテイクアウト。ミルクティー6タカ(≒7.5円)

写真:シンガラもテイクアウト。5タカ(≒6円)。少し小ぶりかな。

ワクチン接種も始まったバングラデシュ。早く、密になることを気にせず、茶屋でお茶を楽しむ日常が戻ってきてほしいです。

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