途上国滞在記

バングラデシュから「明けましておめでとうございます」

2011年1月7日

みなさま、明けましておめでとうございます!今年も宜しくお願い致します。今年も良い一年にしたいですね。
さて私は年末はこちらの日本人家族宅に招待され、紅白歌合戦を見ながら年越しをしました。といってもバングラデシュと日本との時差は3時間。バングラデシュ時間の16時頃からスタートした紅白は、20時半ごろ終了。21時に行く年来る年から流れる除夜の鐘を聞きながら、日本にいる気持ちで年越し気分を満喫しました。
その後はバングラデシュに来ている日本の友人に付き合ってジョソール(クルナ管区西部)へ。三日ほど一緒にNGO活動の現場を回りました。
実はそこですごく驚くべきことが起きたのです!!なんと偶然入った田舎の食堂で、私の東京のベンガル語講座で一緒だった友人二人(日本人です)とばったり再会!!!これって天文学的確率かも。お互い「えっ!」って感じで非常に驚きと懐かしさで話が弾みました。お二人と会うのは三年ぶり以上。お二人とも大学講師になられていてバングラデシュを研究されています。今般調査でいらしていたとのこと。バングラデシュって狭いわ、としみじみ感じました。
そんな新年から楽しいことが起きて、幸先がいいなと感じております。今年もいい年に出来るよう全力で努力します。今日はこの辺で。それではまた。
写真:使われなくなり放置された水供給援助施設。私たちはこれを「援助遺跡」と呼んでいます。バングラデシュの田舎を回ると、このような使われなくなって放置された援助遺跡を多く見ることが出来ます。これは本当にお金を有効に使ったと言えるのか。これは本当に貧しい人のために作ったと言えるのか。これはただの先進国の自己満足だったのか。バングラデシュにいると国際援助の暗い部分が多く見えてきます。
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