4月28日までとされていた、バングラデシュのロックダウン(都市封鎖)がさらにもう1週間伸びる見込みです。
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https://www.dhakatribune.com/bangladesh/2021/04/26/covid-19-lockdown-likely-to-be-extended-for-another-week
www.dhakatribune.com
上記記事をむりやりまとめると以下のとおりです。
①バングラデシュ政府は、コロナ感染拡大防止のために、ロックダウンをさらに1週間延長することを決定。
②商店は午前10時から午後8時まで営業可能。
③インドとの陸路国境は、コロナの変異株対応として4月26日の午前6時から5月9日の午後6時まで封鎖。
④ラマダン中の買い物需要に対応するため、日曜日からショップやショッピングモールが営業緩和していた。
⑤商店やショッピングモールの再開、道路上の車両の増加により、公共の移動やその他の活動に対する継続的な制限はほぼ緩和されつつある。
ロックダウンも2週目に入り、徐々に「厳格」なロックダウンが緩和されつつあったので、この決定は驚きました。
大きな要因としては、インドで猛威を振るっている変異株でしょう。
ところが、3月から感染爆発に襲われ、あれよあれよと感染者は増え続け、4月5日に初めて10万人を突破すると、15日には20万人に達し、22日から連日30万人を超えている。わずか2カ月の間に感染者は30倍である。
出典:感染爆発のインドで猛威!二重から「三重変異株」に進化し日本上陸“秒読み”か(日刊ゲンダイDIGITAL) - Yahoo!ニュース
この3月から感染爆発、という流れはバングラデシュと全く同じです。
バングラデシュ政府もインドとの陸路での人の往来にメスをいれるべくカジを切ったということでしょうか。
インドの変異株については、感染症専門医の忽那賢志先生も記事を書かれています。
詳細は上記記事を読んでいいただきたいのですが、無理やりまとめると、(変異が二つ以上発生している)インド変異株はワクチン効果の低下が懸念されているということです。
まだ発表はないですが、このままだと、国際線停止(~4/28)についても延長される可能性が高いと思われます。
引き続き、手洗い、3密回避で、基本的な感染対策を個人個人がより一層遵守するようにしたいものです。