海外在住者が一時帰国する際、条件を満たせば免税で買い物をすることができます。
この免税手続きが2021年10月から電子化(ペーパーレス化)されました。
2022年1月に一次帰国した際に、電子手続きで免税店で買い物をしましたので、
購入から出国までの一連の流れを紹介します。
従来との手続の違いは①パスポートに購入記録票添付なし②出国時に購入記録票の提出が不要となったことです。
ペーパーレスになることで、購入記録票の紛失リスクがなくなり非常に便利であると思いました。
なお、2023年4月から免税制度の対象者が変更になります。
免税を受けるための条件は?
免税の対象者は「非居住者」です。
海外で勤務している場合、その家族で一時帰国の期間が6カ月未満の場合は
免税で購入することが可能です!
詳細はここをチェック。
入国時に必ずすること、入国スタンプをもらう!
ペーパーレスになりましたが、引き続きパスポートのスタンプは購入時に確認されます。
いつ日本へ入国したか(一時帰国であるか)をチェックするためです。
必ずスタンプを押してもらいましょう。
スタンプで日付を確認するという点は、電子化後も同じです。
免税店で買い物をする方法
電子化後も購入者の手続きは、電子化前とかわりません。
どの店舗でも5分~10分程度で手続きをしてくました。
① 商品を選ぶ。購入合計額は税抜5,000円以上
免税対応のお店で買い物しましょう。
ただし、金額は税抜5,000円以上です。
一時帰国ではまとめ買いをする方が多いと思います。
日用品などの購入でもあっという間に5,000円超えました。
② レジで免税で購入したいと伝える
「免税で購入したいのですが、、」と伝えると、
店員さんはすぐ手続きをしてくれました。
ただ、どの店舗でも店員さんがややあたふた。。。
コロナ禍で、免税で購入するお客さんはほぼいないでしょうね。
③パスポートを提出する
ここで入国スタンプを店員さんが確認します。
ある店舗では、入国スタンプの写真をタブレットで撮影していました。
④支払い
お会計時点で税務価格でカード決済してもらいました。
※店舗によっては、税後の金額を一旦支払い、税額のみ現金で返す方法もあるようです。
従来は購入時にパスポートに書類を添付されましたが、電子化後は書類の添付がなくなりました。
なお、購入した商品や金額の明細は、以下の2種類で受け取りました。
①レシート
②QRコードを読み取り電子データ
念のため、電子データはスクショしておきました。
こんな感じです↓

レシートも電子データも特に使用しませんでした。
⑤免税品を受け取る「消耗品」と「一般物品」
支払いが完了し、商品を受け取ります。
ここで注意です。
消耗品の場合は出国まで使用してはいけません。30日以内に持ち出す必要があります。
開封ができない袋に入れてくれるので、消耗品かどうかはすぐわかります。
なお、一般物品は出国前に使用することができます。
私は靴を購入したのですが、購入翌日から履いていました。
出国時にやること
従来は税関で、パスポートに添付された書類を提出しました。
電子化後は、この書類の提出が不要となり、パスポートの提示のみです。
購入品の記録は電子データで管理されているからです。
まとめ
免税手続き電子化後も、日本入国時にスタンプをもらい、
免税店でパスポートを提出すれば、簡単に免税品を購入することができました。
一時帰国時に免税をうまく活用してお得に買い物をしましょう!
- 一時帰国の情報をまとめた記事はこちらです。