放送大学は、テレビ、ラジオ、ネットを使って学ぶことが出来る大学です。
意外と知られていませんが、在学生徒は9万人、全国57ヶ所のサテライトセンターがあり結構なマンモス大学です。
フルの学生ではなく、好きな科目だけ受講することができる聴講生の制度もあります。
この大学のよいところは、通常の大学のように年間学費○○万円!ではなく、科目単位ごとに料金設定がなされているので、取った分だけ支払うという感じで無駄がありません。
数年前までは修士課程まででしたが、現在は博士後期課程も設置されますます充実してます。
私は1年ほど放送大学の修士選科生として同大学の大学院に在籍してました。修士選科生とは正式な修士課程学生ではないものの、修士課程の授業が単位取得でき、その後正式な修士課程の学生になったときその単位が正規の単位として認定されます。
授業は1回45分×15回が標準です。テレビだけでなく、ラジオの授業もあり、またそのほとんどがネットで聴講することが可能です。そのため通勤時間にスマホなどで勉強すること出来ます。
テストはレポート1回、そして期末の筆記試験によって規定の点数に達した場合単位を取得できます。
私は渋谷学習センターの所属でしたので、ちょくちょくこちらには顔出してました。初めて行った時こんな渋谷の真ん中に大学あるのか!と驚きました。
サラリーマンが放送大学で学ぶメリットは3つあります。①興味のある分野を学べる</strong、②論文検索など大学サービスが使える</strong>、③学割などの割引!です。
①興味のある分野を学べる。これは大きいですね。私は環境系に興味があったので、その科目を通してこれまで過去どのような議論がなされてきたのか、そして今何が注目され研究されているのか等網羅することが出来ます。手探り状態ではじめるよりも非常に効率的です。
②論文検索などのサービスが使用できるのも大きいです。通常大学に所属しない場合、年高い利用料を払わないと利用できない論文検索サービスがすべて無料で利用できます。これは大きい。一度大学を卒業してブランクがあると、新しく修士課程、博士後期課程に入ろうと思っても興味ある分野で今どんなことが研究されているのかわからないと研究計画書も書きようがないからです。
事実私は放送大学の修士選科生で学びながら、博士後期課程の研究内容を練り上げていきました。
③は言わずもがな。学生証も発行されれっきとした学生!ですので、学割は適用されます。といいつつ私は映画の割引くらいであまりつかってなかったのですが。
今日はサラリーマンが放送大学学ぶメリットをお送りしました。それでは!