社会人が修士課程を受験する場合、一般的には筆記試験はなく書類選考(小論文含む)と面接が課せられます。
「社会人経験◯年以上」と条件がある場合があるので忘れずにチェックしましょう。
情報はここが良くまとまっています。
書類選考には、履歴書、職務経歴書、学部時代の卒業論文、研究計画書、志望理由書等いくつか種類があります。
一番悩ましいのは研究計画書ではないでしょうか。まだ入学も決まってないのに自分が入学後二年どのようなテーマでどのように研究していくのかまとめていきます。長さは大学毎に異なると思いますが、概ね800文字程度だと思います。
本やネットで研究計画書の書き方が出ております。詳細はそちらを見ていただくとして、簡単に書き方の一例をまとめておきます。
①問題意識を提示する。
②その問題を説明している既存の理論を明示する。「その問題に対して、既存の理論、世の常識はどのような説明をしているか?」
③その既存の理論を建設的に批判/批評する
④既存理論を踏まえたうえで、自分なりの仮説を立てる
⑤仮説が正しい場合、どのような事象が観察されるのかを明示する。
⑥その事象を客観的に評価するにはどのように統計的に判断するのか明示する。
⑦統計分析に使用するデータ収集方法を明示する。
⑧統計分析の結果を予想する。
⑨結論を導く。
分野毎に異なるかもしれませんが、こんな感じでしょうか。書く参考になればと思います。
これって普段の仕事でも同じかもしれませんね。
問題意識→過去事例参照→解決のための仮説設定→情報収集し仮説検証→結論→実際の行動へ、って形で仕事にも通じるものがありますね。
大学によっては、所属会社が発行する書類の提出が必要だったりします。
お目当ての大学院があったら早めに資料請求をして、必要書類を確認しておきましょうね。
それでは。