途上国滞在記

バングラデシュの私立大学

2010年10月11日

みなさまこんにちは。大学が始まってまだ半月ほどですが、来週から続々と中間テストがスタートします。慣れないことが多いですが、気合を入れていきたいと思います。
今日はそんな私の授業の事情を少し。私のいる私立大学は年3学期制を採用しています。1学期4ヶ月。現在は秋学期(9月~12月)にあたります。期間は大学によって異なりますが、3学期制は他の私立大学も大体同じ。日本のような長い夏休み、春休みはなく、学期間の10日ほどが休みになります。バングラデシュの休日は金、土。日曜日が仕事はじめ。大学はというと日曜日から木曜日までの4日間が授業。その他木、金、土は補講等に当てられる以外は基本的にはお休み。※国立大学は機会を見て調べます。
私は今学期経営学修士基礎3科目受講しました。「ビジネスコミュニケーション」、「ビジネスに関する法律と倫理」、「ビジネス数学」の3つ。この国の高等教育は基本的に英語で行われます。そのため先の2つの授業は教授の話す言語は英語99%、ベンガル語1%くらい。しかしビジネス数学の教授はなんと英語50%、ベンガル語50%。どうもこの大学の名物教授のようで、笑いが絶えない授業です。英語もベンガル語も中途半端な私にってはどちらかで確認できるためありがたい(?)割合。しかし最近私がベンガル語が分かるということがバレて益々ベンガル語比率が上がっている気がします。
さて学費は学期毎に納付します。授業料はその学期に登録した授業数に比例して決まります。そして別途学生活動費、コンピュータ使用代、図書館利用費等が徴収されます。この支払いの作業はなかなか面倒。学部事務所、会計課、そして振り込んだ銀行三箇所の署名が必要で、慣れてないこともあって結構時間がかかってしまいました。
大学の授業、手続きもこの国のシステムを学ぶ良い機会。大学を使い倒すくらいの勢いで色々取り組んでいこうと思います。今日はこの辺で。それではまた。
写真①:学食。この日は土曜日だったので、人がまばら。普段は学生だらけ。
写真②:図書館一階の勉強スペース。
写真①Image0050_R_R.jpg写真②Image0051_R_R.jpg

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