皆さんこんにちは。最近大学、図書館と家の往復ばかりになっております。私にとってはじめての英語の授業(バングラデシュの高等教育はすべて英語)であることや、課題の多さに面食らっているところです。とにかく最初のこの秋学期(9月~12月末)でペースに慣れようと思います。
さて今日はバングラデシュの庶民の足、リキシャさんについて。リキシャは日本の人力車の人の部分が自転車になったもの、と言えばみなさまイメージしやすいでしょうか。公共交通機関が発達していないバングラデシュで、庶民が利用する代表的な交通手段の一つです。最近ダッカでは交通渋滞が激しいため、その原因となるリキシャは主要道路の利用が禁止されるなど厳しい対応が取られています。しかしまだ庶民の大事な足であることには変わりません。私もよく利用しています。
ここでリキシャさんともめないための正しい乗り方を。①まず乗る前にバングラデシュの友人に「○○から△△までリキシャで行ったら大体どれくらいが相場かな」と聞き、大体の相場観をつかみます。②そして乗る前にリキシャさんと値段交渉。先ほどの相場観を基に先に値段を決めて乗ります。③乗ってる間は景色を楽しむもよし、車とすれ違うときのスリルを味わうも良し、楽しみ方は無限大!④目的地に着いたら、降りてお金を渡します。この人いい運転だったな、と感じたら先に決めた額より若干多めに渡しても良いでしょう。
さて、そんなリキシャさんですが最近利用方法が若干変わってきているように感じます。私がいた頃は基本的に同区画内、短距離(2キロくらい?)が主だったのですが、最近は中距離(5キロ)くらいも射程距離になっています。原因はおそらくダッカの渋滞。ダッカでは四六時中渋滞しているため、場所によってはタクシーで行ってもリキシャで行ってもかかる時間が変わらないという状態が発生しています。リキシャのほうが裏道を行けるのでもしかしたら早い場合があるかもしれません。そのため皆さん結構中長距離でも利用している人が多いかも。
ただし、そんなリキシャさんですが、乗ってる間は危険と隣り合わせです。バングラデシュの車の運転はとてもあらく、結構リキシャと車がぶつかったり等事故は起きています。乗るときはくれぐれもご用心ください。今日はこの辺で。それではまた。
写真:ダッカの渋滞。裏道もこの有り様。
リキシャさんとの付き合い方
2010年10月7日