今回の旅行で浮き彫りになった僕のベンガル語と英語の改善点。それを少し挙げて改善方法を検証してみます。
まずはベンガル語。今回は前回ボランティア時代に掲げていた「バングラデシュ人が話すバングラデシュ人らしいベンガル語」を改め、「外国人が話す正しいベンガル語」を目指し、この二週間そんなベンガル語を試みました。
さてさて具体的な改良点は以下の2点。
①「~ではない」「…がない」等否定の場合、口語でよく使われる「~ナ」や「…ナイ」ではなく、もっと丁寧な「~ノイ」「…ネイ」を使用すること。
②「…がある」という場合、「アセ」と発音するのではなく、しっかりと「アチェ」と発音すること。
そして二週間を通して、僕のベンガル語の新たな課題も見えました。
課題
①動物、昆虫等の単語。生き物に関する単語がチンプンカンプンでした。
②政治、経済関係の単語。最近政治が不安定ということもあり、政治に関する話題が多かったです。
③ニュースや会議などフォーマルな場での硬い単語や言い回し。まだまだニュース、会議用語は難しい。
以上の点を改善していきます。向こうの新聞を持って帰ったので、少しずつ読んでいきたいと思います。
さて次は英語について。
英語を使ったのは、経由地バンコクとシュンドルボン(マングローブの森)を巡る船の中でした。船中の公用語はなんと英語。バングラデシュの富裕層は英語がペラペラなのです。外国人旅行者もいたので、彼らに合わせて英語でということでした。
ネイティブと話して感じた僕の英語の大きな課題。
それは・・・
「応用力がないこと」つまり英語の文章を頭で作り、口に出すまで時間がかかということです。
普段僕が英語を話すのは毎日のラジオ英会話の時だけなので、話し相手は専らラジオです。人間に対して英語を使うのはなんと約10ヶ月ぶり。そりゃ応用力がないのは当たり前と思います。
一応聞けない単語や会話はなかったのですが、少し込み入った話になるともう駄目です。文章作りに時間がかかってしまいます。人相手に話す訓練をしなければと痛感しました。
しかしどうも困りました。日本にいて英語ってどこで使えばよいのでしょう。日本では日本語を話すべき、と思っているし。英語を話すためわざわざ友達作るのも変な話しですし。英語教室に行くほど英語好きじゃないし。。。おそらく英語に対するこの姿勢がいけないのでしょう。
英語の勉強を始めたのも、人とコミュニケーションを取るためではありませんでした。そうか、なるほど、これが致命的なんだな。まずそこから改善していかないと。
僕は英語圏にいたことはありません。だから僕の英語は100パーセント純日本産の英語。純日本産には純日本産なりのトレーニングの仕方があるはずです。
言葉はそれが話されている場所に行って、日々使うのが一番の近道です。しかしもう僕はそれが当分出来そうもありません。ですが「外国人が話す正しい外国語」はどこであろうときっと習得できると思っています。時と場所に応じた「外国人が話す正しい外国語」を目指して、日々のトレーニング、これからも続けます!