【悲報】バングラデシュのロックダウン５月１６日まで延長か？

現在５月５日まで延長されているロックダウン（都市封鎖）ですが、再延長になるという報道が出ています。

なんとも悲しいのですが、、、この記事を無理やりまとめると以下のとおりです。

①政府は５月１６日までロックダウンを延長する方針。➾ラマダン（断食月）終わりのイード休暇まで含めてロックダウン延長

②都市内の移動は５月６日以降は許可する方針。

③船や、電車を使った、都市と都市の移動は、５月６日以降も許可しない方針。

実際最近の市内を見ると、渋滞も発生してますし、もはやロックダウンとは名ばかりになりつつあると感じます。

今日も渋滞が発生してましたし、なかなか外出が抑制されていないことが分かります。（私は１週間ぶりの外出でした。）

市内の混雑状況についてについては、以下の記事で言及されています。

この記事も、無理やりまとめると以下のとおりです。

①ロックダウンの制限措置は、まったく機能していない。

②商店、ショッピングモールは盛況。一方で、商店内で物理的距離を保つスペースはない。

③商店で作る「店主協会」は午後８時以降も営業できるように、政府に要請した。

出典：Shopping malls thrive amid lax lockdown | The Daily Star

現在ラマダン（断食月）は５月１２日（水）まで。そしてイード休暇（日本でいうお盆、お正月ですね）は、５月１３日（木）～１５日（土）の予定です。

通常は、イード前は、ボーナスも出ますし、新しい服を買ってイードを家族と過ごす、という感じです。

この時期にお店が賑わうのは仕方のないことと言えば、そうなのですが。。。

ただ、ロックダウンという形で、外出が規制されている中で、この賑わい。規制が全く機能していないことが分かります。

こちらニュースでも、イード前の買い物に賑わう様子が放送されています。

コロナの状況はというと、隣のインドと異なり、ここ数日バングラデシュのコロナ患者は減少に転じています。

今日のコロナ新規感染者は、１,７３９人、陽性率は８.９５%です。

一か月前は、陽性率２５％！だったので、この回復は目覚ましいと思います。

隣インドの状況と比較すると明らかに改善していると言えるでしょう。

ただ、ロックダウンのゆるみ、買い物で密になったり、家族や友人と食事をとる機会が増えたり等で、密になる状況は発生しています。

今後も注視が必要です。早く、何も気にせず外に出れる日が来ることを祈るばかりです。