ここ最近は、2~3日に一回新しい通知が出ている状況で、かなり振り回されてしまっています。
本日、国際線のルールや規制を決める、バングラデシュ民間航空局(CAAB:CIVIL AVIATION AUTHORITY OF BANGLADESH)からは別の通知が発表されています。
通知を無理やりまとめると以下のとおりです。
①5月1日(土)から国際線を再開する。
②グループAの国からは、引き続き国際線の往来(バングラデシュから出国するのも、その国からバングラデシュへ入国するのもどちらも)禁止。政府から特別許可を取ったバングラデシュ国籍の人のみ、バングラデシュ入国可能。その場合は、14日間のホテル隔離が必要。
③グループBの国からの乗客の入国を許可する。ただし、入国後に14日間のホテル隔離が必要。バングラデシュから出国する分には制限はない。
④グループCの国(日本はここ!)からの乗客の入国を許可する。ただし、14日間の厳しい自宅隔離をすること。グループCの国の乗客は、グループA・Bの国をトランジットしてバングラデシュに入国することが可能。
参考までにグループAは、以下12か国。
アルゼンチン、ブラジル、コロンビア、コスタリカ、キプロス、ジョージア、インド、イラン、モンゴル、オマーン、南アフリカ、チュニジア
総じて、変異株が猛威を振るっている地域があがっていますね。
グループBは、以下26か国。
オーストリア、アゼルバイジャン、バーレーン、ベルギー、チリ、クロアチア、エストニア、フランス、ドイツ、ギリシャ、ハンガリー、イラク
、クウェート、イタリア、ラトビア、リトアニア、オランダ、パラグアイ、ペルー、カタール、スロベニア、スペイン、スウェーデン、スイス、トルコ、ウルグアイ
グループCは、上記A、B以外の国です。
今回の通知で朗報だったのは以下の2点です。
①日本から入国者が、自宅隔離で良くなったこと。(前回は3日間のホテル隔離が義務付けられていた)。
これでかなり気持ちが楽になるはず。自宅があるのに、自腹を切ってホテルで隔離なんてなかなか大変です。
②これまでわかりにくかった、トランジット客の扱いが明確になったこと。➾グループB経由でバングラデシュに入国しても自宅隔離でよいこと。
トランジットに関する記述が今まで結構あいまいだったですが、今回かなりクリアになりました。
その国から出発した乗客と、あくまでトランジットで経由した乗客とを明確に区別しているのはとても分かりやすいです。
短期間に多くの通知が出されていて、現場混乱気味です。
今後、国際線が徐々に復活してくれることを祈るばかりです。
今この時点では、中東経由(UAE、カタール)でしか、バングラデシュに入国できません。
バングラデシュ政府も、なんとか経済の停滞を最小限に抑えながら、コロナを抑え込むべく対応に苦慮していることがうかがえます。
引き続き、情報収集に努めて適宜対応していきたいと思います。