国際協力機構(JICA)が運営しているPARTNER(パートナー)で、「キャリア図鑑」なるとても優秀なページを発見しました。
PARTNERとは
国境を越えて活躍したい人がいる、そんな人を求めている企業や団体がある。「PARTNER」はその両者を結び付けるとともに、あなたが国際人として活躍するための最新の「学び」「つながり」「仕事」に関する情報を提供する『国際キャリア総合情報サイト』です。
国際協力関連の求人情報、キャリア情報を発信しています。
特にこの、キャリア図鑑 | PARTNER 国際キャリア総合情報サイト (jica.go.jp)というページが秀逸です。国際協力のキャリアを網羅している内容です。
この中に、「キャリアパスを知る」というのがあります。真ん中くらいにあります。
出典:キャリア図鑑 | PARTNER 国際キャリア総合情報サイト (jica.go.jp)を参考に筆者加工
そこをクリックすると、国際協力のキャリアを歩んでいる先輩方のインタビュー記事がいっぱい!
出典:キャリアパスを知る キャリア図鑑 | キャリアパス | PARTNER 国際キャリア総合情報サイト (jica.go.jp)
50人以上の先輩方のインタビュー記事が読めます。これはすごい!
国際協力のキャリアパスは基本的に自分で作っていくもの。
ただ、それゆえにロールモデルがありそうでない、なさそうである?ような、気持ちでこの業界を志している方、多いのではないでしょうか。
このような実際すでに国際協力のキャリアを歩まれている方々のインタビューは、自分と比較したりして足りない部分を考えることができますし、自分の進むキャリアの参考にもなります。
例えば、工藤さんは都市開発を中心にキャリアを歩んでおり、「誰のための開発か」を考えながら前に進まれている姿は強く共感してしまいます。
また外務省の山本さんは、一貫して「ボランティアを支える」仕事をされており、現地でボランティア事業を支援する傍ら、大学院にも修了しちゃうすごいバイタリティの持ち主です。
国際協力を軸としながらも、「多方面にアンテナを張り興味関心に従うことも大切」とメッセージを送っています。
協力隊を経験した後に起業した川口さんは、ベナンで現地の人と一緒にアフリカ布の製品でビジネスをしています。
「もともと起業することは考えていませんでした。」川口さん。協力隊として活動するうちに、どんどん思いが変わっていったといいます。行動すると、新しい刺激でまた新しい道が開ける、そんな素敵な内容になっています。
気になる方がいたら、是非インタビュー記事をご覧ください。
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