途上国滞在記

バングラデシュで遠隔医療サービスが普及の兆し(ITの力でより効率的に健康的に!)

インターネットを使った遠隔医療がバングラデシュでも広がりそうです。

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TechCrunch | Startup and Technology News
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jp.techcrunch.com

詳しくは、記事を見て頂ければですが、無理やりまとめると以下のとおりです。

  • Praava Health(ブラーバ・ヘルス)は遠隔医療と物理的な診療の両方を提供。
  • バングラデシュは人口1万人に対して医師が3人、看護師が1人。さらにそのほとんどが都市部で勤務している。バングラデシュの人口の70パーセントは農村部で暮らしているため、診療のために、ダッカ市内へ長距離移動を強いられる。
  • 農村部から高い旅費と時間をかけてダッカ市内の病院まで通院する。この遠隔医療によって「不要なダッカへの移動」を減らすことが可能になる。
  • 初期診療の場合、患者の80パーセント以上がオンラインでの医療サービスで対処できることが分かった。残りの20パーセントの患者にのみ、幅広い外来診療、画像診断、検査、薬の処方が行えるPraavaの診療所へ訪れることになる。

バングラデシュのような途上国で、医療は非常に大事であるにも関わらず、広くいきわたらない現状があります。

しかもお医者さんの数は圧倒的に不足しています。

この遠隔医療のサービスは、遠隔医療の仕組みを導入することで、健康促進だけでなく、人々の移動の負担を減らすことに成功しています。

サービスは3種類から選べるそうです。Annual Membership Plan | Praava Health

出典:Annual Membership Plan | Praava Health

一番安いのは、シルバープランの年間3,325タカ(≒4,300円)です。月額だと358円!

何かあったときにスマホで、ダッカのお医者さんの診断が受けられる、すごい時代になりました!

ITの力で、非効率な人の動きが最適化され、ますます効率的に、経済的に、そして健康的な世界が変わっていけばいいなーと思います。

バングラデシュのインターネット、携帯、スマホ普及率はいろいろな数字がありますが、総じてモバイルサービスにアクセスできる人は確実に増えています。

このモバイルサービスをインフラとして、新しいサービスがドンドンでてきて人々の生活がより豊かになってほしいなーと思います。

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