途上国滞在記

ダッカ都市高速鉄道(メトロ)計画進行中(スケールが大きい!)

現在、バングラデシュの首都ダッカで、都市高速鉄道(メトロ)計画が進行中です。

CHECK
Dhaka Metro Rail: Rollout likely this year | The Daily Star
Dhaka Metro Rail: Rollout likely this year | The Daily Star

www.thedailystar.net

詳しくは同記事をご確認いただきたいのですが、無理やりまとめると以下のとおりです。

  • 日本はMRT6号線に28億ドル(3107.6億円)の融資している。
  • このウットラーモティジール間20.1kmの路線が開通すれば、1時間あたり6万人の乗客を運び、少なくとも2時間かかる移動時間を36分に短縮する。
  • MTR6号線は2021年に部分開通を目指してる

メトロ建設に解説しますね。

メトロ建設の概要:3路線を建設中

今ダッカのメトロ建設は以下ルートで建設しています。

出典:バングラデシュ、悲願の交通渋滞解消へ | 地域・分析レポート - 海外ビジネス情報 - ジェトロ (jetro.go.jp)

順番としては、まずウットラ(Uttara)からモティジール(Motijheel)までの南北MRT6号線が開通。

その後、MRT1号線は、ダッカ国際空港から住宅街であるダッカ北東部のボシュンドラ(Bashundhara)や東部バッダ(Badda)を経由し、国鉄のダッカ中央駅のある南部カムラプール(Kamalapur)まで南北に延びる空港線です。

MRT1号線はバングラデシュ初の地下鉄となり、2026年に開通の予定です。

さらに、東西MRT5号線は、ダッカ商業中心地区のボナニ、グルシャンを通り、MRT1号線および6号線とも接続し東西を結ぶ地下鉄で、2028年に開通予定です。

 

渋滞緩和だけでなく、社会慣習も大きな変化も

大気汚染の軽減、や渋滞緩和以外のインパクトも大きいと思います。

ビジネス慣習の変化ももたらすのではと思います。

都市鉄道が導入された国々では、時間通りに運航する電車が公共交通機関の主役になると、みんなが時間を守るようになるとか、アポでドタキャンがなくなるとか、社会的な慣習にも大きな影響があったそうです。

バングラデシュでもメトロが開通することで、社会習慣も大きな変化がありそうです。

 

建設現場を見学

少し車を飛ばして、ウットラのメトロ建設現場をドライブしながら覗いてきました。

すごいスケールです!

こちらはウットラの最初の駅近く。

建設中の駅ですね。

メトロのレールが続きます。

メトロ開通したら、ぜひ乗ってみたいです!

すでに駅近くの地価が高騰していると聞いています。今後の都市開発にも大きな影響がありそうなメトロ計画。

今後も注目です!

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