途上国滞在記

日本企業の有望な移転先バングラデシュ(専用特区開発中)

現在バングラデシュは、日本企業向けの経済特区を開発中です。

CHECK
Bangladesh Eyes Investment Gain as Japanese Firms Exit China
Bangladesh Eyes Investment Gain as Japanese Firms Exit China

www.bloomberg.com

詳しくは上記記事をご覧いただきたいのですが、無理やりまとめると、以下のとおりです。

  • コロナパンデミックが中国から始まり、日本企業はサプライチェーンを分散化する必要がある。
  • 自国経済を発展させたいバングラデシュと、拠点を分散させたい日本企業のお互いのニーズが合致した結果である。
  • 日本企業から今後200億ドル(約2兆1100億円)(!?)を見込むとのこと。

バングラデシュでは首都ダッカから32キロメートルのアライハジャールに日本企業向け経済特区を開発中です。

バングラデシュ経済特区庁によると、日本企業から200億ドル(約2兆1100億円)の投資を見込むとのこと。

アライハジャールはここですね。

日本政府はこの特区開発に3億5000万ドル前後の借款を割り当てる予定で、アジアでの経済特区向け支援としては最大規模とのこと。

アライハジャール経済特区は2022年運営開始で、スズキなど自動車メーカーからの新規投資を目指しているという。

バングラデシュで事業運営する日本企業は過去10年で3倍の約300社に増えています。

 

バングラデシュは比較的コロナの影響が少ない国です。

今後増えていく内需もにらみ、また安い人件費を使って輸出用製品の製造拠点として、このような経済特区へのニーズがどんどん高まる可能性がありますね。

 

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