国際協力師への道

【簡単】国際協力の概要をつかむおすすめコンテンツ3選(導入に最適です)

2021年1月15日

悩む人
国際協力ってなんか漠然としててよくわかんなんです。簡単にイメージできるようなモノを教えてください。
簡単に国際協力のイメージが伝わる良コンテンツをご紹介します^^
みかむらシンジ

本記事の信頼性

記事を書いている私は、プロとして政府系援助機関で仕事をして4年、アマ時代も含めると17年国際協力に携わっています。

NGO理事として5年活動していたこともあり、学生時代国際NGOでインターンとして活動した経験もあります。

 

読者さんへの前置きメッセージ

本記事では「国際協力ってそもそも何??」という方に向けて書いています。

この記事を通して、「国際協力」というものを身近に感じてくれたらうれしいです。

国際協力業界は幅広いので、どのような分野に興味があるのか、実際にここで紹介した記事を覗いてみて自分の興味を探っていただければと思います^^

それでは、さっそく見ていきましょう。

 

①国際協力について学びたい!しかも分かりやすく!

池上彰と考える!「国際貢献」入門

国際協力ナビゲーターの池上彰さんが、インタビューや現地取材を通して国際協力について考えるという内容です。

出典:ビジネスパーソンの為の国際貢献 (jica.go.jp)

つい難しくなりがち(?)なコンテンツが多い国際協力業界のコンテンツですが、ここでの連載内容は、秀逸。

ここでの連載テーマは、水、復興支援、保健医療、食料、教育、経済、と国際協力のど真ん中もど真ん中の内容。

特に初回の水の会は必見。水問題の解決は、教育問題、女性の社会進出、経済発展につながると気づかされます。

実は、安全な水の確保というのは、単純に「命」の問題だけを解決するだけではないのです。水へのアクセスが改善した地域では、子供たちの就学率が改善されたり、女性の社会進出が促進されたりするんですよ。

それは、水汲み、というのがとてつもない重労働であり、また、多くの開発途上国では水汲みは子供や女性の仕事とされているからです。

水へのアクセスが改善されれば、今まで水汲みのために時間を奪われていた子供たちも学校に行く時間が作れるようになるし、女性もさまざまな職業に就く機会を得られるようになります。飲料水がたやすく手に入る社会が実現すれば、人々の命が救われるだけでなく、子供の教育水準向上や女性の社会進出も促進され、経済発展にも繋がるのです。

出典:水の問題(前編) | 池上彰と考える!ビジネスパーソンの「国際貢献」入門 - JICA

一つの社会問題の解決が、多くの分野にそのよい影響が派生していく。水分野はその典型ですね。

池上さんとサクッと国際協力のエッセンスを学ぼう^^

 

②国際協力の現場を写真で見たい!映像で見たい!

国際協力の現場の活動を知りたい!

協力隊員たちの活動をブログ形式で載せているサイトです。

現在、途上国で活躍中のボランティアによる現場の生の活動が覗けますよ。

出典:JICA海外協力隊の世界日記

世界に派遣されているJICA海外協力隊(≒青年海外協力隊)の生の活動、生の生活が見えます。

隊員の皆さんが何を考えて活動しているのか、写真を見たりするだけでも、現地での国際協力のイメージがわくのではと思います。

 

国際協力の現場を映像で見たい!

JICAの公式Youtubeチャンネルです。

様々な開発途上国で展開されているJICAの国際協力事業や、プロジェクトの現場の様子を動画で分かりやすく紹介します。

でも、JICA公式Youtubeなのに、登録者は7,000人足らず。あんまりビビッとしたコンテンツがないんですかね。

とはいえ、国際協力をサクッとしるには良コンテンツが豊富です。

出典:JICAchannel1 - YouTube

 

③国際協力の今を知りたい!

JICA広報誌 Mundi(ムンディ)

『mundi』(ムンディ)はラテン語で「世界」。本誌は、開発途上国の現状や、現場で活躍する人々の姿を紹介する月刊のJICA広報誌です。

出典:mundi | 広報誌・パンフレット・マンガ | JICAについて - JICA

サラリと読める内容になってます。毎回テーマも、アジア、中東、アフリカなどの国や地域ごと、もしくは、水、教育など開発テーマごとに紙面が組まれています。興味のある過去の地域や分野があればそこから読んでみるのをお勧めします。

 

JICA広報室SNSアカウント

JICAはいくつか公式アカウントを持っていていて、基本毎日何かしら発信してます^^

出典:JICA 広報室 | Facebook

 

出典:JICA公式twitter

 

「こんなこと世界でやってんだー」くらいにいろいろ分かります。

問題なのは話題が堅すぎるってことでしょうかね^^

 

まとめ:今はインターネットで気軽に情報収集が可能。是非のぞいてみてね。

記事のポイントをまとめます。

このようなイメージでしょうか。結論として、上記を利用しながら、まずは気軽に興味のあるところからのぞいてみる、ということですね。

気軽に気軽に第一歩を踏み出しましょう^^

 

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